直前の降雪状況によって登山口から法力峠くらいまでは無雪の事もあります、冬の稲村が楽しいのはここから、標高を上げるごとに雪の量が増えて夏は普通の登山道だった場所が雪の急斜面トラバースに変わります。
ちなみにトレースが無かった場合はラッセルでごっそり体力と時間を持っていかれます、順調に稲村小屋までたどり着いても最後に大日岳トラバースが難所として待っています。
大峰山系は地上よりかなり降雪日が多いので登山者の多い時期でもトレースが消えていることは度々です、知らない人は意外と知らない大峰の大雪を経験しに行きませんか?
1day | 集合場所→(ガイドマイカ)→母公堂9:00頃予定―法力峠―稲村小屋―稲村ヶ岳―稲村小屋(14:00がリミット)―母公堂16:00頃到着予定→解散場所18時頃予定 行動時間約7時間 |
安全具レンタルございます。
関西のマッターホルン?東西方面から見ると槍のように尖って見える高見山はその標高から樹氷が良く発達することで知られており、登山口へのアクセスの良さも合わさって冬に人気の山です。
樹氷は天候により発達しない事もありますが軽アイゼン必須のコースになります、今回のコースでは東西に広がる穏やかな尾根コースをピストンします。
1day | 集合場所→(ガイドマイカ)→たかすみの里9:00―高見杉ー小峠分岐―高見山(1,248m)以下ピストン―登山口15:00頃下山予定→解散場所18時頃予定
行動時間約5時間 |
台高山脈の北部に位置する明神平はその絶好のロケーションから一年を通して登られています、山小屋(非開放)と東屋のある草原は季節毎に違った表情を見せてくれます。
今回は明神平を目的地とします、冬山は天候状況で行程時間が大きく変わりますので目的地を明神平にしていますが、順調に行程を消化できれば明神岳あたりを目指して歩きましょう。
1day | 集合場所→(ガイドマイカ)→東吉野村、大又林道終点9:00―明神滝ー明神平(約1,300m)―(時間があれば)―穂高明神(1,432m)以下ピストン―登山口15:00頃下山予定→解散場所19時頃予定
行動時間約6時間 |
天川村川合から栃尾辻-頂仙岳を経て八経ヶ岳へと伸びる尾根、その尾根の登山道から外れた支尾根の一つに天女の舞と呼ばれる肩地、ブナ林に囲まれ北面の展望が開けた知られざる絶好の眺望地があります。
天女の舞へのルートは2通りありますが、今回は熊渡登山口からカナビキ橋を経て急登とヤセ尾根を越えて行く短いルートでご案内致します。
ブナ林の樹氷と冬の大峰の眺望を見に行きましょう。
1day | 集合場所→(ガイドマイカ)→熊渡登山口9:00―金引き橋ー十辺坂ー金引分岐ー天女の舞(標高1,500m程)―以下ピストン―登山口16:00頃下山予定→解散場所19時頃予定
行動時間約7時間 |
安全具レンタルございます。
冬の大峰山北部主稜線はどれも山深く天候に大きく影響を受けます、登山口までのアプローチまでを考えると日帰りで到達できるピークはかなり限られるでしょう、その限られたピークがこの大天井ヶ岳になります。
勿論天候状況で行程時間が大きく変わることに違いはありません、雪が少なかったとしても1400mクラスの標高はなかなかの冬景色を見せてくれます、登山口から約9㎞の行程、ラッセルしながら目指してみませんか?
1day | 集合場所→(ガイドマイカ)→洞川温9:00―かりがね橋ー洞川展望台ー岩屋峰ー大天井ヶ岳(標高1,439m)―以下ピストン―登山口16:00頃下山予定→解散場所19時頃予定
行動時間約7時間 |
安全具レンタルございます。
川上村上谷集落から大峰主稜へと昇る尾根には山上ヶ岳まで続く古道があり2丁毎に丁石が立てられています、その途中に現れる伯母谷覗きと呼ばれる絶景の岩壁が今回の目的地、往復総歩行距離11㎞は積雪次第で時間切れになる事は言うまでも無いですが、尾根後半に現れる雪面トラバース・大ガレ谷登りが技術的にも関門となっており、それを越えた後には台地上尾根の本格ラッセルが最後1㎞程待っています。
冬の大普賢岳や地獄谷・山葵谷を見下ろす絶景、見に行きませんか?
1day | 集合場所→(ガイドマイカ)→上谷集落9:00―天竺平―伯母谷覗(1570m)(以下ピストン)上谷集落16:00頃到着予定→解散場所19時頃予定
行動時間約8時間 |
弥山から北東に下る尾根の半ばにあるコブ状ピーク群その中でも一際顕著な鋭鋒を見せるのが鉄山です。
標高こそ1500mほどですが遠目に見える山頂だけでなくそこに至る登山道も急登続き、山頂手前の好展望地で一息ついた後は根掴みで岩場を這いあがる難路となります。
この夏道でも難路のルートにピッケルアイゼンを駆使して挑みます、雪の鉄山は楽しいですよ。
1day | 集合場所→(ガイドマイカ)→大川口9:00―鉄山(標高1,563m)―以下ピストン―登山口15:00頃下山予定→解散場所18時頃予定
行動時間約6時間 |
安全具レンタルございます。
和佐又から大普賢岳をピストンします。ルート自体は夏道と同じですが、真冬のこのコースは夏とは全く様相が変り、岩壁の下のトラバース、雪の稜線歩きと難所続きとなります。
序盤のラッセルで時間を取られて小普賢のコルで撤退する事も多いです。中盤以降が難所続きで時間のかかるコースのため和佐又ヒュッテに宿泊して早い時間の出発が必要になります、1日目は大普賢岳の北東側にある地獄谷を歩きます、ブライダルベール等の氷柱散策を予定していますが、5時間程のコースである程度ご希望に応じます。
1day | 集合場所→(ガイドマイカ)→地獄谷10:00頃予定―ワサビ谷・地獄谷散策―地獄谷入り口→和佐又 行動時間約5時間 |
2day | 和佐又―日本岳のコル―小普賢のコル―大普賢岳―日本岳のコル―和佐又→解散場所18時頃予定 行動時間約8時間 |
安全具レンタルございます。
真冬の八経ヶ岳に登ります、熊渡登山口(標高650m)からカナビキ尾を直登して稜線に取り付きそこからはラッセルしながら狼平を目指します、狼平避難小屋に一泊、余計な荷物をデポジットして八経ヶ岳にアタックします。
狼平避難小屋は標高1600m、しっかりとした雪山の防寒対策が必要となります。
1day | 集合場所→(ガイドマイカ)→熊渡登山口9:00―金引き橋ー十辺坂ー金引分岐ー高崎横手ー狼平 狼平避難小屋泊
行動時間約6時間 |
2day | 狼平ー大黒岩ー弥山(1,895m)ー八経ヶ岳(1,915m)到着時間と積雪量によってオプション有り→狼平ー金引分岐ー熊渡登山口→(ガイドマイカ)→温泉立ち寄り→解散場所18時頃予定
行動時間約8時間 |